7月15日午前4時に飛び込んできたニュース
トルコで軍事クーデター。その影響を為替変動で見てみます。
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トルコでクーデターは度々起きてるらしいが・・・?
リスク回避の円買いはここでも威力を発揮した模様です。
先週の上げ相場の流れが一気に変わった感じがします。
トルコリラ/円で見る変化率
36.41→34.21まで下げています。 変化率が約6%
その他通貨も、同じように円高になっていますが、当事国だけあって
下落率は凄い事になっています。
イギリスEU騒動と比べると?
流石に、イギリスショックの方が下げてます。
6/24 高値37.52→安値32.72 差4.77 12.8%
7/15 高値36.88→安値34.20 差2.68 7.06%
この下降っぷりは来週以降の相場に影響が出そうです。
円以外にも上げたものがある
ゴールドやオイルが上がってます。同じ時刻に。
金に関しては、EU離脱ショックと同じ理由でしょう。
ただ原油に関しては、EU離脱ショックでは下げてます。
今回は上げているという事は、供給懸念が原因と思われます。
クーデターが起きやすい国だがこれで何度目?
こちらのサイトの見解が面白かったので紹介します。
>>トルコのクーデター回数は?ってクイズは出せないっぽいですよ
今回の様に「軍が直接出た」ものと「軍が関与した」ものを含めたもので
軍が関与したものとするなら、今回で5回目という事になります。
イスラム中東寄りになっても、キリスト欧米寄りになっても
歴史的、地理的、宗教的に難しい国がトルコという国なのでしょう。
こんな不安点な国のトルコリラをFXで勧められても。
買いスワップが魅力らしいですが、リスク管理の大切さをしっかりとして
資産は守っていきたいものです。