お!勝手にラインを引いてくれる。これは楽だ。
いいえ、これはトレンドラインではありません。
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統計学に基づいた分析それが線形回帰トレンド
線形回帰トレンド(Linear Regression Trend)
略すとLRT 略してる所を見たことがありませんが
単に回帰トレンドと呼ぶことが多いようです。
3文字英語はオシレート系に多いですし
混同してしまうかも知れません。普通に回帰トレンドでOKかと思います。
1800年代に活躍したドイツ人のガウスによって
確立されたものらしいです。
数学に興味がある方は 調べてみてください。
実にシンプルです。ボリンジャーバンドより綺麗ですね。
直線というのは美しいです。
ただ このラインはトレンドラインでは無いので注意が必要です。
回帰トレンド内で反発してる部分もありますが別物と考えてください。
直線の傾きでトレンドを判断できる
直線の傾きがトレンドの方向です。
下方向なら下降、上方向なら上昇と見た目にも分かり易いです。
ドル円 5分、1h、4h、8h、日、週、月の回帰トレンドを確認
ここで5分足、1h、4h、8h、日、週、月の回帰トレンドを見てみます。
チャートは2016年3月9日19:00頃のドル円です。
ドル円112.45~112.75付近をウロウロしている状況です。
今の状態が各時間で見ると上げなのか下げなのか?これで
視覚的に理解する事が出来そうです。
5分足 下降トレンド
1h足 下降トレンド
4h足 横ばい
8h足 下降トレンド
日足 下降トレンド
週足 上昇トレンド
月足 上昇トレンド
まとめてみると・・・?
月、週という長期で見れば上昇トレンドで
日、8h、1h、5分で見たら下落という事がわかりました。
4h足だけはヨコヨコでしたが・・
気になったのは週足の-2σを割り込んでいる事です。
ボリバンでもこういうバンドに収まらない事が多々あります。
こういう場合新しいトレンドに移り変わるかも知れません。
これを見てどうトレードすれば良い?
1h,5分足で下落なので
5分足が+2σになったら売り
上手く乗れたら1h足-1σ辺りで利確とか
戻り売りを試してみたいですね。
個人的にはボリバンより見やすくて好きなテクニカルですね。
直線的で綺麗じゃないですか。