セルインメイはホントかどうか?過去のチャートを見て
判断してみると面白い結果になりました。ハーフハーフ♪
陰線で終わる=セルインメイとすると・・・?
株の場合 セルインメイという格言があるそうで
5月は株を売って 9月まで寝てろ!的な流れがあるそうです。
じゃあ日経平均が陰線終わりが5月は多いのでは?と思ったのです。
なので調べてみました。
1990年から2015年までの5月が何回陰線だったのか?
過去の月足チャートで確認したところ
26回中陰線終わりが13回 陽線終わりが13回
なんとセルインメイとか言われながら50%の確率だったのです。
確かに市場参加者が減りやすいのは確かでしょう。
海外のバカンス時期や日本ではゴールデンウィーク
8月にはお盆もあります。5月から9月は参加者が減る条件は揃っています。
ただ それは昔の事だと思います。
今はネットで簡単に出来ますし・・・。
じゃあ為替はどうか?ドル円の5月月足チャートを確認
こちらも陰線14回陽線12回とほぼ半々でした。
5月が株価下落、ドル円下落というのはウソです。
チャートを見る限りはウソです。関係ありません。
じゃあ5月がキッカケで9月まで下がる説はどうか?
日経平均月足 5月~9月を囲んでみたところ・・・?
5月>9月な箇所が多ければこの説は正しいことになります。
5月の終値>9月の終値の月がなんと16回 逆が10回でした。
61%の確率で5月から9月にかけて日経平均は下降しています。
これならセルインメイはホントだと言えます。
ドル円は調べてません皆さんで確認してくださいw
株価と連動するなら・・・同じような結果かも?
まとめ
過去26年間の5月だけを見る限りセルインメイは関係なし。
5月だけに限れば五分五分である。
変な思い込みは避けたほうが良い。
ただ 市場参加者が減少するのは確かである。
5月~9月にかけて日経平均が下降するのは真実である。
どうでしょうか?格言について真面目に調べてみるのも
なかなか面白いかと思います。